ワインwine
信頼できるワイン商社さん(五十音別・敬称略)から
確かなワインを仕入れております。
アズマ、アルカン、飯田、稲葉、ヴィナイオータ、AWA、ジャパンインポートシステム
スマイル、ディオニー、フードライナー、モトックス、ヌーヴェルセレクション
ノンナアンドシディ、ラックコーポレーション、ラフィネ、富士インダストリーFIC
(毎年2度ヨーロッパへ行き、取り扱っている醸造家を訪問して交流を深めております)
訪問記 → 下にスクロールすると出てきます
訪問記
Franceフランス・Italyイタリア・Austriaオーストリア
Germanyドイツ・Spainスペイン・New Zealandニュージーランド
2025年 夏 Schloss Gobelsburg シュロス・ゴベルスブルグ
Erste Lage wine tasting プリミエクリュ・テイスティング会
2025年 冬 Luis Duarte Vinhos ルイス・ドゥアルテ・ヴィーニョス
2024年 夏 Te Kairanga テ・カイランガ
2024年 冬 Tenuta La Viola テヌータ ラ ヴィオラ
2023年 秋 BRUNO GIACOSA ブルーノ・ジャコーザ
2023年 春 Seckinger ゼッキンガー
2022年 秋 Christian Gosset クリスチャン・ゴセ
Patrick JAVILLIER パトリック ジャヴィリエ
2020年 冬 Overnoy Pierre ピエール・オヴェルノワ
Domaine des miroirs ドメーヌ・デ・ミロワール
Domaine Michel Sarrazin ミッシェルサラザン
Maison Pascal Clément パスカル・クレマン
2019年 夏 Castell d'Age カステル・ダージュ
Vinyes d‘en Gabriel ビニュス・デン・ガブリエル
2019年 冬 Domaine Albert Mann アルベール・マン
Weingut Lingenfelder リンゲン・フェルダー
2018年 夏 Weingut Gruber Röschitz グリューバー
Schloss Gobelsburg シュロス・ゴベルスブルク
Winzerhof - Harald u Andrea Hoch ペーター&パウル
2018年 冬 Picq Gilbert et Fils ジルベール・ピク
Domaine Charly Nicolle シャーリー・ニコル
Domaine Aurelien Verdet オレリアン・ヴェルテ
Domaine Anne Gros アンヌ・グロ
2017年 夏 Bouchard Pere & Fils ブシャール・ペール・エ・フィス
2017年 冬 Medici Ermete & Figli s.r.l メディチ・エルメーテ
Podere La Cappella ポデーレ・ラ・カッペラ
Fattoria Di Basciano ファットリア・バッシャーノ
Maison Vincent Girardin ヴァンサン・ジラルダン
2016年 冬 Câteau Cheval Blanc シュヴァル・ブラン
Luis Duarte Vinhos ルイス・ドゥアルテ・ヴィーニョス
Portugal
地方/モンサラーシュ
地区/アレンテージョ
住所/Monte do Carrapatelo, Apartado 108, 7200-999 Reguengos de Monsaraz, Portugal
HP/
商品について/https://www.mottox.co.jp/catalog/wine/620499
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/56410815
実は、アポイントの前日に熱発で一度はキャンセルした所、「時間を作るから治ってからおいでよ」と言ってくれて、日を改めて訪問した蔵です。リスボンからバスで90分のエボラという都市に向かい、レンタカーで30分走りました。醸造長のリッカルドさん、醸造アシスタントのリリアナさん。お二人ともとても優しくて気さくな方で、ジョークを交えながら笑顔が絶えない訪問となりました。醸造施設から樽貯蔵庫まで説明を交えながら、丁寧に教えてくれたあと、テイスティングルームで10種類のワインを試飲。日本には未輸入のトップキュベまで、この土地の名産品「Cerdo Ibérico(イベリアの豚)」のハムをサケノアテに醸造方法の違いなどを聞き、たまに質問しながら酒質の高さの秘密を教えて頂きました。ワイナリーでは、ロシア、韓国からの社員さんも。国際色豊かなワイナリーでした。
Te Kairanga テ・カイランガ
New Zealand
地方/北島
地区/マーティンボロー
住所/Martins Road, Martinborough, New Zealand
HP/https://www.tkwine.co.nz/
商品について/https://www.mottox.co.jp/producer/winery/001925
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/55299201
ニュージーランド屈指の銘醸地マーティンボロー。高額なブティックワイナリーが多いこの地で、バリューなワインを造る事で名を知られているTKワイナリー。特にピノ・ノワールの品質は、本場ブルゴーニュに肉薄する実力で高く評価されています。首都ウェリントンからレンタカーを借りて2時間半のドライブで着いた自然豊かなブドウ畑は、一目見ただけで理想的の土地だなあ、と誰もが思うほどの光景が目の前に広がっていました。案内してくれた醸造アシスタントのマイクさんは、身長210㎝。丁寧に畑の特性や葡萄のクローンへのこだわり、樽のブレンド方法などテイスティングを交えて丁寧に説明してくれました。最後に「一緒にランチを食べましょう」と併設されたレストランで普段聴いていいる音楽の話や学生時代にバレーボールに打ち込んでいた事などを話してくれて、愉しい時間を過ごすことができました。
Vavasour ヴァヴァサワー
New Zealand
地方/南島
地区/マルボロ・アワテレ・ヴァレー
住所/1594 Redwood Pass Road, Lower Dashwood 7274, New Zealand
HP/https://www.vavasour.com/
商品について/https://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m20723040/
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/55384803
銘醸地マルボロの中で一番冷涼なアワテレ・バレーに居を構えるヴァヴァサワー。1985年この土地で初めて葡萄を植えたパイオニアだそうです。当日は、ヘッドワインメーカーのステュさん、トムさんが蔵を案内してくれました。二人ともユーモアたっぷりで優しく説明してくださいました。この土地は標高が高く、クウディ・ベイからの涼しい風が吹き抜け、南極からの風も入るそうです。レキ岩と粘土、黄土(レス)の土壌で雨が少なく乾燥しているので病気になりにくい。他国と比べると地球温暖化の影響も小さく、安定した葡萄栽培ができるとのこと。テイスティングの最後に「コーヒー飲む?」と、ナント本格的なエスプレッソマシーンでカプチーノを淹れてくれました。ニュージーランド人は「No Coffee No Life」だそうです(笑)。
IL VEI イル ヴェイ
ITALY
地方/エミリア・ロマーニャ
地区/ピオッツァーノ村
住所/VIA STRADA VOLPI 8 - 29010 - PIOZZANO (PC) イタリア
HP/https://www.facebook.com/profile.php?id=100054429462080
商品について/https://vinaiota.com/producer/8995
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/52133586
とにかく素朴で美味しくスイスイ飲める味わいなのに、じんわりほっこりするワイン。その上、お財布に優しい価格帯なので、当店のナチュール系で一番リピートが多くリクエストが多い造り手さんです。ボローニャ駅からピアチェンツア駅までフレッチャロッサ(新幹線)で行き、レンタカーを借りて、街を抜け丘陵地を走り渓谷の近くまで走る事40分。森の中にある集落の蔵に到着すると、クールでハンサムなお父さんサヴィーノさん、とても優しいお母さんアンナさん、初対面ではちょっとシャイだった(食卓を囲む頃には打ち解けて笑顔満載)跡継ぎ息子のリッカルドさんが出迎えてくれて、醸造場の案内からタンクの試飲、そして母屋のテーブルでアンナさん手作りの軽い食事を食べながらボトルの試飲と3時間近くお邪魔していました。アンナさんは、最初に買ったクルマが「FIAT500」で、その後乗り換えたのが「ルノー4」。下の写真は、車の話で盛り上がる絵です。とっても仲の良い温かい家族が造るワインだから、あの味わいがするんだなあ、と納得した訪問でした。
Casè Alberto Anguissola カゼ
ITALY
地方/エミリア・ロマーニャ
地区/ピアチェンツア
住所/Strada Provinciale 63, 29020 Travo PC, イタリア
HP/http://www.naturallywine.com/
商品について/https://vinaiota.com/producer/10959
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/52172981
「ハハハそうだろ?だからイルヴェイからウチに来る道は間違えやすいから目印を事前にメールで送ったんだよ」と、1時間半の大遅刻した私たちを笑顔で迎えてくれた「よか男」アルベルトさん。とにかくグーグル先生が頓珍漢な道を「すすめ」と言うので、その通りに進んで行ったら、何故か行き止まりだったり、森の中のダート道を走らせたり、崖の際からタイヤが落ちそうになったり、もう踏んだり蹴ったりの道案内。僕らがあんまり来ないので、(電話がつながりにくい田舎だから)携帯メールをくれて「迷ってるだろ?道わかるか?」とやり取りしあってやっと到着した蔵。「腹が減っただろ?パスタ作ってやるからちょっと待ってな」と、この土地の土壌の特徴や昨年の収穫、葡萄の出来など美味しいパスタと5種類のワインをテイスティングしながら教えて頂きました。最後に「このパスタは、知ってるか?イチオシだよ」と教えていただいたのが、BIOの『マンチーニ』。イタリア男が作るパスタは、レストラン顔負けのお味でした。
Stefano Berti ステファノ・ベルティ
ITALY
地方/エミリア・ロマーニャ
地区/フォルリ
住所/Via la Scagna, 18, 47121 Forlì FC, イタリア
HP/http://www.stefanoberti.it/
商品について/https://vinaiota.com/producer/7017
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/52208810
写真の通り、レンタカーは電気自動車の日産アリア。高級感のあるスーパースムースな走りで丘陵地を縫うように気持ち良く走れました。ステーファノさんは、畑仕事から醸造まで全て1人でやっているらしく、「ほら、隣は5人で剪定をやってるだろ?僕は一人だから5倍働かなきゃいけないけど、最近は歳でね、、、そろそろ辛くなってきたよ(笑)」とおっしゃるほど大変だそうですが、そうやって丹精込めて造るワインの美味しいこと。地葡萄のサンジョヴェーゼの特長を存分に引き出している味わいです。「普段飲みにスイスイ飲んでほしいからね」と、リーズナブルな価格も見逃せません。それと、インスタの画像が面白くって面白くって。それを伝えて笑ってる写真が上段の右です。ぜひ、「lascagna18 Stefano Berti」 で、覗いてみてください。
Tenuta La Viola テヌータ ラ ヴィオラ
ITALY
地方/エミリア・ロマーニャ
地区/フォルリ
住所/Via Colombarone, 888, 47032 Bertinoro FC, イタリア
HP/http://www.tenutalaviola.it/
商品について/https://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1547194683-943016&sf=1&mca%5B%5D=1234567890-654321&ca%5B%5D=1440578079-990725
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/52330457
ビオディナミを実践している綺麗な畑がとても印象的な蔵でした。強調されていたのは、スプンゴーネというこの土地独特の土壌。石灰を含む砂岩で、大昔は海底だったため貝殻や砂などの古代の海洋性堆積物が豊富に含まれているので、地葡萄のサンジョヴェーゼに重要なミネラル感をもたらすんだ、とおっしゃってました。また、フラッグシップのVenticinque Forli Rossoには、スモーキーさが加わりより複雑味を感じる高級感のあるワインに仕上がっていました。それを伝えると「そうなんだ、熟成を重ねるとこの畑で取れるカベルネは、アイラ島のピート臭のような香りがするんだよ」と醸造長のエミリオさん。ここでの出会いがその週末の「Bologna SLOW WINE FAIR」に繋がっていくという有難いご縁を頂きました。本当に感謝です。
BRUNO GIACOSA ブルーノ・ジャコーザ
ITALY
地方/ピエモンテ
地区/ネイヴェ村
住所/Via XX Settembre, 52, 12052 Borgonovo CN, イタリア
HP/https://www.facebook.com/profile.php?id=100054429462080
商品について/https://www.mottox.co.jp/producer/winery/000690
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/48236294
Webで検索すると、枕詞に「バローロのロマネコンティ」と出てくる蔵です。まさかアポイントが取れるとは思いませんでしたが、「水曜日の午後三時なら少し時間が取れるわ」と、メールでお返事を頂いて、ウキウキと緊張を抱えて訪問しました。すると当主のブルーナさんがいらっしゃって、ナンシーの着物をまじまじと見ながら「素材は絹?ベルト(帯)は、どうなってるの?インナーは?」と、とても感心をもっておられました。自社畑と買い葡萄(創業当初からの深い付き合いのある信用できるブドウ栽培家)が半分づつ。環境に配慮したワイン造りは、もちろんのこと、発酵や熟成などの設備投資もしっかりやっておられた所が印象的でした。テイスティングのハイライトは、赤ラベルのバローロ ファレット ヴィーニャ レ・ロッケ リゼルバ。エレガントの極致。。。感無量でありました。
Grasso Fratelli グラッソ・フラッテリ
ITALY
地方/ピエモンテ
地区/トレイゾ村
住所/Via Vincenzo Giacosa, 1/B, 12050 Treiso CN, イタリア
HP/http://www.grassofratelli.com/it/
商品について/https://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1442469496-421519&sf=1&mca%5B%5D=1234567890-654321&ca%5B%5D=1440578080-009364
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/48308961
本当にお元気なお二人。アルフレッドさん82歳、ルイージさん74歳のご兄弟で自社畑14㌶を管理し、醸造、ボトリングまで手作業で行い、良質なバルバレスコを醸造する丘の上にあるワイナリー。環境に優しいグリーンエクスペリエンス加入。もちろん手摘みで収穫し、化学肥料は一切使わず、農薬も必要な時に必要なだけ。健康の秘訣は何ですか?と尋ねると、「ハハハ、よく笑う事だよ!」とおっしゃってました。現在2012年のバルバレスコが良心的な価格で飲めることも書き留めておかねばなりません。加えて現地価格と日本の価格がほとんど変わらない事にも驚きました。商社稲葉さんに感謝いたします。
Casetta・Nicolello カゼッタ・ニコレッロ
ITALY
地方/ピエモンテ
地区/ロエロ村
住所/Via Castellero, 5, 12040 Borbore CN, イタリア
HP/https://flli-casetta.it/
商品について/https://www.mottox.co.jp/producer/winery/000128
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/48448971
当主のエルネストさん自らアルバ駅まで車でお迎えに来ていただき、そのままバローロの畑に直行。環境に優しいグリーンエクスペリエンス加入。自社畑20㌶、収穫は全て手摘み、減農薬。「ネッビオーロは、長期に渡ってセラーで熟成させることによって真価を発揮するんだよ」と、10年以上熟成させて(しかも良心的な価格で)販売する事をモットーとされていました。いわゆる古酒の膨大なボトルが地下セラーにストックされており、テイスティングルームで2006年、1999年を試飲。円熟された円やかさを感じることが出来ました。エントリークラスですら13年熟成。古酒を気軽に飲むことが出来る貴重な蔵です。
Seckinger ゼッキンガー
GERMANY
地方/ファルツ
地区/ニーダーキエヒェン村
住所/Hintergasse 26, 67150 Niederkirchen bei Deidesheim, ドイツ
HP/https://seckinger-weine.de/en/
商品について/http://kleinaberwein.com/winery/seckinger/
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/42105168
優しいフィリップ。そんな第一印象の方でした。遠く日本から来てくれたから、という訳なのかエントリークラスからグローセラーゲ(特級畑)まで16本も試飲を用意してくれて(しかも数時間前に抜栓済)、ジョークを飛ばしあいながらにこやかにゆっくり時間をかけてテイスティングが出来ました。味わいの表現など分からないところはiPhoneをお互い使いあいながら、なるたけ自分たち(兄弟4人で運営している)が表現したいワインを理解してもらえるよう丁寧にワインや畑、醸造の事を教えてくれました。重要なことはひとつ。アルコール度数は最大で11度。普通のワインより軽く仕上げながら旨みと余韻は、キチンと残す。この点を信条にワイン造りをしているよ、とのことでした。
Christopher Barth クリストファー・バート
GERMANY
地方/ラインヘッセン
地区/アルツェイ村
住所/37 Rue Herzog, 68920 Wettolsheim, France
HP/https://www.barthwein-alzey.de/
商品について/http://kleinaberwein.com/winery/christopherbarth/
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/42379832
とても英語が堪能なクリス。元IT社員らしく知的で論理的な考えを持つ方でした。自分がどんなワインを造りたいのか、を明確に認識できているため、次の一手はどう打つべきなのかを知っていて着実に一歩一歩前進している、といった印象でした。地球環境や畑の周辺の生態系をとても大切にしていて、環境問題をはじめ色んな事に一家言持った人。ワインは純粋、いわゆるピュアな味わい。クリスの人柄が酒質に反映されているなあと、お母さまが焼いてくれたパンと一緒に飲みながら、時々ジョークを言いながらクリスのお庭でテイスティングした充実した訪問でした。
Domaine Aimestentz エミシュテンツ
FRANCE
地方/アルザス
地区/ヴェトルスハイム村
住所/37 Rue Herzog, 68920 Wettolsheim, France
HP/http://www.vins-stentz.fr/
商品について/http://azumacorp.jp/category/winery300177/
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/42171483
ワイン生産者を訪問し始めてはや7年。初めて複数回訪問した最初の蔵となったエメシュテンツ。前回訪問した際に、畑、蔵、試飲を熱心に解説してくれたエティエンヌさんがとても印象的で、ワインも日本では無名ながらオーガニック栽培を実践されていて、酒質もかなり高く、感銘を受けた蔵の一つでしたが、そのエティエンヌさんがお亡くなりになったという事を聞いて、お悔みを申し上げたくて再訪しました。奥様のジョセリーヌさんと当時の思い出話に花が咲きました。また、エティエンヌさんの写真集もお渡しできたのでよかったです。
PAUL-GINGLINGER ポール・ジャングランジェ
FRANCE
地方/アルザス
地区/エギスハイム村
住所/ 8 Pl. Charles de Gaulle, 68420 Eguisheim, フランス
HP/ https://www.paul-ginglinger.fr/
商品について/https://www.mottox.co.jp/producer/winery/000960
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/42201894
以前、アルザスを訪れた時の事。アルベール・マンの訪問が終わり、どこかお勧めのレストランを教えてください、と聞いていったRestaurant Le Quai 21(ここがかなり美味しかった)のシェフお勧めのワインが、このジャングランジェでした。この日は、上記のレストランに行ってから訪問する予定が待てど暮らせどタクシーが来ない。。。結局アポイントに1時間も遅刻しての訪問となりましたが、当主ミッシェルさんは笑顔で迎えてくださいました。少しシャイなナイスガイ。畑と醸造について熱っぽく語ってくれました。また、コルマールやストラスブールのレストランのワインリストに良く掲載されてるいる事も地元から愛されている証左と思いました。
AMIOT SERVELLE アミオ セルヴェル
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/シャンボール・ミュジニィ村
住所/ 6 Rue de Morey, 21220 Chambolle-Musigny, フランス
HP/ http://www.amiot-servelle.com/
商品について/https://www.iidawine.com/asp/winary/winary2.asp?Wcd=10110311
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/39620588
4年前ブルゴーニュを訪れた時に、シャンボール村のレストランLe Millésimeのソムリエさんが「アミオ・セルヴェルは、訪問したかい?ワインの品質はもちろんだけど、素晴らしい人柄なんだ。是非行ってほしい生産者だよ」と聞いてコロナ禍が落ち着いたら必ず行こうと思っていた蔵です。
ロックダウン中、おうちでACブルゴーニュから特級まで数本試飲して、ますます行きたくなって、跡継ぎのアントワンさんが日本で研修していたことも親近感がわいて、今秋スグアポイントを入れました。
ユーモアがあり、畑仕事が9割さ、という頼もしいアントワンさんとこうして交流が出来たことをとても嬉しく思います。
Domaine Eric de Suremain エリック・ド・シュルマン
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/モンテリー村
住所/14 Grande Rue, 21190 Monthelie, フランス
HP/http://www.domainedesuremain.com/
商品について/https://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m10119840/
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/38108117
ブルゴーニュでは、まだ珍しいビオディナミを実践している大好きな蔵です。少しマイナーなモンテリー村のせいか、ワインラヴァーからも専門誌からも注目されてませんが、フランスのレストラやワインショップ、現地のワイン生産者によくお勧めされる蔵なのです。みな口を揃えて「あの蔵は、適度に熟成された味の良いブルゴーニュを適正な値付けで販売している」と言います。実際、少しこなれた村名格が5千円程度で購入できます。ありがたいことです。当主の奥様ドミニクさんが醸造場の見学からカーヴ、そしてバックヴィンテージの試飲まで2時間もお付き合い頂きました。プレス機が100年前の木製だったりと、ほとんど昔の造りと同じ製法で造っている所がとても印象的でした。
Patrick JAVILLIER パトリック ジャヴィリエ
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/ムルソー村
住所/9 Rue des Forges, 21190 Meursault, フランス
HP/http://www.patrickjavillier.com/
商品について/https://order.luc-corp.co.jp/shop/maker/maker.aspx?maker=10110050
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/39342118
新樽率も適度で樽香がくどいこともなく、非常にバランスのとれたワインを造るジャヴィリエ。
若いうちから楽しめる、スタイリッシュなムルソー。
蔵で待ち合わせと思っていたら勘違いでカーヴで待ち合わせでした。。。お会いできずに一旦ホテルに戻り、気づいて再度タクシー飛ばしてカーヴに向かって大幅遅刻での訪問となりましたが、いいのよいいのよ、と丁寧にご対応いただき本当に感謝でありました。
Pierre Legras ピエール・ルグラ
FRANCE
地方/シャンパーニュ
地区/シュイイ村
住所/28 Rue de Saint-Chamand, 51530 Chouilly, フランス
HP/https://www.champagne-pierre-legras.com/
商品について/https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1001047
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/39102814
「シャンパンといえば、熟成したブラン・ド・ブランにとどめをさす」と言われますが、瓶内二次発酵後の数年間の瓶熟成、および、デゴルジュマン後の糖とアミノ酸のメイラード反応等によって生まれる、ブリオッシュやローストしたナッツ、ビスケットなどを思わせる香ばしい風味に包まれたシャルドネは、美味以外の何ものでもありません。コート・デ・ブランのシュイィ村にメゾン「ピエール・ルグラ」を運営するヴァンサン・ルグラは、このようなスタイルのシャンパン造りの達人であり、その作品の完成度は、ブラン・ド・ブランのニュースタンダードとなり得る次元に達していると思います。
バイカーご夫婦で、お二人ともトライアンフのタイガー900にお乗りでした。世界各地をツーリングしたことがあるそうです。ワイルドな趣味と優しいヴァンサンさんとマルセリーヌさんが造り上げるシャンパーニュは、格別な味でした。
Grongnet グロンニェ
FRANCE
地方/シャンパーニュ
地区/エトージュ村
住所/41 Gr Grande Rue, 51270 Étoges, フランス
HP/https://www.champagne-grongnet.com/fr/gamme_grongnet.php
商品について/https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1000113
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/38698074
このRMが所在するエトージュ村は、「コート・デ・ブラン」の南、地域区分でいうと「コート・ド・セザンヌ」に属します。コート・デ・ブランと同様の白亜質にやや粘土質が加わる土壌のため、白亜特有の豊富なミネラルや酸に加え、力強い果実味と深いコクのあるシャンパンが生まれます。1500人以上のパリジャンたちが毎年彼女の新作を心待ちにしているというのも納得で、グロンニェはコート・ド・セザンヌ地区随一のレコルタン・マニピュランといわれます。
とても笑顔が素敵なセシルさん。
蔵見学、畑見学、そしてテイスティングと2時間に渡って、シャンパーニュの土地の話から醸造の話まで丁寧に分かりやすく教えていただく事ができました。
Christian Gosset クリスチャン・ゴセ
FRANCE
地方/シャンパーニュ
地区/アイ村
住所/3 Rue Jeanson, 51160 Ay Champagne, フランス
HP/https://www.gosset-brabant.fr/
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/38496407
シャンパーニュ・ゴセ・ブラバンを率いてきたヴィニュロン。2015年にクリスチャン当時50歳にて兄と袂を分かつ事となり独立を決意。半分にあたる5haの畑を相続し、シャンパーニュ・クリスチャン・ゴセとして再スタート。
冷静で、にこやか。
「毎冬3週間シャモニーでスキー三昧さ」というスポーツマン。アイ村単一畑産のキュヴェも新たに発売。30年の経験を持つ「若き新人」は、アイ村の特徴を洗練されたスタイルで表現するという哲学をお持ちの方でした。
Overnoy Pierre ピエール・オヴェルノワ
FRANCE
地方/ジュラ
地区/ピュピラン
住所/Rue du Ploussard, 39600 Pupillin, フランス
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/7844264
ワインの神様。
世界中のワインラヴァーが憧れる蔵のアポイントが取れたのは本当にラッキーでした。入室して3種類のテイスティング。解説。そして議論。この日は参加者が「ピエールさん当ててみて」と靴下で隠したボトルを一本。翁は見事当てられました。
この眼、まだまだ現役です。
Domaine des miroirs ドメーヌ・デ・ミロワール
FRANCE
地方/ジュラ
地区/ロタリエ
住所/14 Quartier à la Citadelle, 39190 Val-Sonnette ROTALIER
商品について/http://vinaiota.com/producer/1123
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/7833308
鏡健次郎さんです。出国前にアポイントをお願いしましたが、忙しくて時間が取れないとのことでした。
ドメーヌラベのすぐそばだったので雰囲気だけでも、と思って立ち寄ったら、、、たまたま健二郎さんがいらっしゃって立ち話でいいですか?と10分ほど貴重なお時間をいただきました。ワイン造り、とてもとても大変だそうです。
それにしても素晴らしい畑だったなあ。
ちなみに、現地のワインショップ曰く「ケンジロウのワインは予約殺到ですごいんだヨ」とのことでした
Domaine Labet ドメーヌ・ラベ
FRANCE
地方/ジュラ
地区/ロタリエ
住所/14、MontéedesTilleuls39190 ROTALIER
商品について/https://vinoforet.mottox.co.jp/winery/000571
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/7947133
ジュラです。列車もバスも丁度良い便がない不便な所なので、ボーヌで生まれて初めてレンタカーを借りてブーンと行ってきました。右側通行にランナバウト(ロータリー交差点)、いやあクルマ好きのボクにはたまらない時間でした。借りたのはルノー・キャプチャー。MTをリクエストしたんですが、「日本人はATでしょ?」とATでした(泣)。あ、ラベでしたね。うーん、実はアポイントを取った時に「その日は試飲会が入るかもなあ」とジュリアンさんが言ってた通り不在でした。それでもスタッフの方に蔵を案内して頂いてお買い物も。現地のワインショップで聞いたら「ラベ?人気だからウチにも少量しか入ってこないね」とおっしゃるほど世界的に人気なんだそうです。
Domaine Michel Sarrazin ミッシェルサラザン
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/ジブリー
住所/26 Rue de Charnailles, 71640 Jambles, フランス
HP/http://www.sarrazin-michel-et-fils.fr/
商品について/https://www.raffinewine.com/winery_pdf/381.pdf
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/7893309
ブルゴーニュの南部、コートシャロネーズという地区は初めて行きました。のんびりしていいとこですねー。シャロンからタクシーに乗り20分で蔵に到着したんですが、蔵の周りは草原だらけ。たくさんの羊がめえめえ鳴いてて、それは「牧歌的」という言葉がピッタリな所でした。なんでもサラザンさんとこは、1600年代からワイン造りをやってるらしく「今でも伝統的な造りをやってるよ」とおっしゃってました。お兄さんのギイさんが醸造担当で、弟のイヴさんが栽培担当。30ヘクタールの畑を毎日手入れしているとのことでした。そうそう醸造施設がとても清潔だったところも印象的でした。
Maison Pascal Clément パスカル・クレマン
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/サヴィニ・レ・ボーヌ
住所/13 Rue de Cîteaux, 21420 Savigny-lès-Beaune
HP/http://www.pascal-clement.fr/
商品について/https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1001325
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/7913604
熱い人でした。。。お邪魔すると「遠い日本から良く来てくれたね」と、歓迎ムード。蔵を見学したあと、カーヴでアペラシオン別に10種類ほど畑の特性などを説明頂き順番にテイスティング。ポマールのワイン一家に生まれたが、相続する畑が無く、自力でサヴィニに蔵を立ち上げたとパスカルさん。白ワインの神様ともいわれるコシュ・デリさんに薫陶を受けられたせいか、すべてのワインの酒質が非常に高いことが印象的でした。最後に「特別なワインをテイスティングしよう」と裏から持ってきて開けて頂いたのは、コシュ・デリ「ムルソー2013年」。いい思い出が出来ました。
Caves Castellroig カステル・ロッチ
SPAIN
地方/カタルーニャ
地区/バルセロナ
住所/C-243a, Km 1, 08739 Subirats, arcelona .spain
HP/http://www.castellroig.com/en/
商品について/https://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1445494980-999453&sf=1
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/6985551
カヴァ協会を脱退して、手摘み、自社畑、天然酵母、オーガニックをキーワードとする高級カヴァだけを造る団体「コルピナート」を立ち上げたオーナーのサバテコカさん。自社畑は全て森の中にあり、完全なオーガニックで栽培されていました。「いつか、シャンパーニュに肩を並べたい」という熱意が伝わってくる訪問でした。
Castell D'Age カステル・ダージュ
SPAIN
地方/カタルーニャ
地区/バルセロナ
住所/6-8, 08782 La Beguda Baixa, Barcelona, .spain
HP/www.castelldage.com/
商品について/http://www.diony.com/diony/list/data/01CastellDAge.pdf
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/6961860
オーナーも、醸造長も、バックヤードも、全て女性のワイナリーでした。それゆえ、辛口なのにどこか膨らみや優しさを感じる味わいに仕上がっていたのが印象的でした。「森と畑が一体になったワイン造りをすることが目標よ」とおっしゃるオリヴィエさん。オーガニックの認証も受けているこのカヴァは、昨年日本の売上が2倍に増えたそうです。すごいですね。
Ca N'Estruc カ・ネストラック
SPAIN
地方/カタルーニャ
地区/バルセロナ
住所/C-1414, s/n, 08292 Esparreguera, Barcelona.spain
HP/http://www.canestruc.com/
商品について/https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/1201.html
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/7049819
一番印象に残ったワイナリーです。プレパラシオンの説明から入る栽培長。ムーンカレンダーによって作業を決めるという醸造長。よいワインを造るためには投資を惜しまないというオーナー。専属のシェフが作るシンプルで味わい深いランチを食べながら、いろんな話が聞けました。感謝。
Pago Casa Gran, S.L. パゴ・カサ・グラン
SPAIN
地方/バレンシア
地区/モヘンテ
住所/CV-652, 9 Carretera, Fontanares, 46640 Mogente/Moixent, Valencia spain
HP/http://www.pagocasagran.com/
商品について/https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/1167.html
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/6999658
バレンシア駅から列車で1時間。畑の後ろには小高い丘があり、良い風が吹いてくれる土地だそうです。完全オーガニック栽培。非常に暑い所なので収穫したブドウが傷みやすく、あえて手摘みではなく機械摘みで効率よくフレッシュな状態を保ちながら仕込んでおられました。ジェームス・サックリング氏が93点を与えているトップレンジですら、2500円というお値打ちを実現しています。
Vinyes d‘en Gabriel ビニュス デン ガブリエル
SPAIN
地方/タラゴナ地区/モンサン
住所/TV-3032, 43746, Tarragona spain
HP/https://www.vinyesdengabriel.com/
商品について/https://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1445495098-593119&sf=1
バルセロサンツ駅からモララノバ駅まで90分。駅に着くと当主ジョセップさんが迎えに来てくれました。英語で挨拶すると、「俺はスペイン語しか話せない」と、その日はスペイン語とフィーリングでのやりとりとなりました。
ビオディナミを実践するこのワイナリーは、害虫から守るために畑が森の中にあり、車でデコボコの道を走りならいと畑にはたどり着けません。猛暑の中、畑に着くと標高が高いせいか思いのほか風があり、「この風も重要なんだよ」とジョセップさんが言ってました。
いわゆるリージョンクラスから単一畑まで12ヘクタール全てビオディナミで栽培し、特筆すべき80年の古木が2ヘクタールもあり、ガルナッチャ、シラーが主に植えてあり、作業はセネガルからの出稼ぎさんが担当しておられました。
試飲は、全ラインナップの14本を全て開けていただき、スペイン語の説明を聞きながら1時間半かけてゆっくり試飲。途中お母さま手作りのオムレツを酒のアテにして、目指すワインとは、ビオとは、と熱心に語るジョセップさんが、とても印象的なワイナリーでした。
Domaine Aimestentz エミシュテンツ
FRANCE
地方/アルザス
地区/ヴェトルスハイム村
住所/37 Rue Herzog, 68920 Wettolsheim, France
HP/http://www.vins-stentz.fr/
商品について/http://azumacorp.jp/category/winery300177/
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/5705224
リージョンクラスからグランクリュまで所有する14ヘクタール全てをビオロジックで栽培するエミシュテンツ。
今回の訪問先で、ナンシー曰く「一番印象に残った!」というワイナリーです。理由は、当主エティエンヌさんのワインに対する、葡萄畑に対する情熱がとっても熱く僕らに伝わってきたから。なんせ、着いてスグ醸造場を1時間解説付きで見学したあと、クルマで3か所の葡萄畑を2時間見学、蔵へ帰って1時間の解説付きテイスティング。10時に訪問して14時までたっぷりみっちりアルザスワインのイロハを教えていただきました。
その情熱は、正に「北の国から」の田中邦衛(笑)。もう一度エティエンヌさんに会いに行きたい、そんな印象的な蔵でした。
Domaine Albert Mann アルベール・マン
FRANCE
地方/アルザス
地区/ヴェトルスハイム村
住所/13 rue du Chateau 68920 Wettolsheim, France
HP/http://www.albertmann.com/site/Accueil-2.html
商品について/https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/1231.html
Biodyvin加盟。ビオディナミを実践するパーカー5つ星生産者。レ・メイユー・ヴァン・ド・フランス最高評価「3ツ星」。トリンバック、ウンブレヒトと並ぶアルザスを代表するトップワイナリーです。2012年度には「フランス最優秀生産者賞」も受賞しています。
そんな凄い蔵ですが、僕らが訪問すると「わざわざ日本から来てくれてありがとう!」と大歓迎されました。当主ジャッキーさんの奥様マリーさんはとても気さくな方で、村名格からグランクリュまで14本、畑の説明とワインの味わいを解説しながら次々と開けてテイスティングさせてくれました。「どこに泊まってるの?」という質問に「コルマールです」と答えると、「それならLe Quai 21には行った方がいいわ、とても美味しいレストランよ」と教えていただき翌日行くと、それはまあ、とってもとっても美味しい美味しいレストランでした。そんな心遣いが嬉しかったアルベール・マン。凛とした味わいの中にビオらしい優しさも感じることのできるワイン達満載な蔵でした。
Joseph GRUSS et Fils ジョセフ・グリュス
FRANCE
地方/アルザス
地区/エギスハイム村
住所/25 Grand-Rue, 68420 Eguisheim, France
HP/https://www.facebook.com/pages/Domaine-Joseph-Gruss-Fils/509093589275650
商品について/https://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m10307700/
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/5732823
アルザスの話題の新星といわれるドメーヌグリュス。
栽培方法はリュットレゾネで「堆肥は自家製だよ」と3代目ベルナールさんが畑で教えてくれました。
その日二軒目の訪問で顔に疲れが出ていたのか「疲れてる?試飲は軽くしようか?」と聞かれましたが、「いやいや、大丈夫。せっかく来たから沢山飲ませて(笑)」とお願いしたら、14種類も出していただきました(笑)。
最後の比較試飲は、リースリング。同じ畑のヴィンテージ違いで2015年と1990年!。30年もの月日が流れているとは思えないほど、フレッシュが残る秀逸な味わいのリースリングでした。
ここは、クレマンも自家製で造るという徹底したこだわり振り(クレマンメーカーに委託するドメーヌも多い)。
「毎日点在する14ヘクタールに入るのが日課さ」という優しいベルナールさん。これから伸びてくる生産者なんだろうな、と思いました。
Domaine Stoeffler ドメーヌ・ストフラー
FRANCE
地方/アルザス
地区/バール村
住所/1, Rue des Lièvres, 67140 BARR, France
HP/http://vins-stoeffler.com/fr/
商品について/http://www.smilecorp.co.jp/wine/results.php
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/5753406
アルザスで十指に入るといわれるオーガニックドメーヌ。
当主の奥様が、遅刻したにもかかわらず(すみません・・・)笑顔で出迎えてくれて、醸造場を見学説明してくれた後、テイスティングルームにて、解説を聞きながら試飲開始。リージョンクラスからグランクリュまで12種類。
一番驚いたのは、同じオーガニック畑の同じ葡萄の同じ醸造方法の2種類のワインの飲み比べ。片方はSo2無添加で、片方は極少量添加。無添加は、いわゆるヴァンナチュールの味わいで、添加は、いわゆる上質なアルザスの味わい。どちらも好みの味わいでしたが、「良い悪いではなくて、どちらを選ぶかは飲み手の好みの問題ね」というのが印象的でした。
実は、訪問前に近くの星付きレストランでランチを食べたのですが、ワインリストにオンリスト。コルマールの星付きレストランにも、しっかりオンリストされてる実力蔵でした。地元でも大変評価の高いワイナリーでした。
koester-wolf-weingut ケスター・ヴォルフ
GERMANY
地方/ラインヘッセン
地区/アルビヒ村
住所/Langgasse 62 · 55234 Albig · Germany
HP/https://www.koester-wolf-weingut.de/1-0-Home.html
商品について/http://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1444896960-880418&sf=1
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/5661094
2年ごとに土中の成分を調べ、栄養を与える草を選んで植えます。その草は5月に刈り込んで土の上に放置し、肥料とします。そんな環境に優しい畑づくりをしているケスター・ヴォルフ。
最初の訪問先だったこの蔵は、マンハイムの駅前ホテルから列車を乗り継ぎ1時間、のはずが、、、乗り継ぎ失敗でタクシー1万円も使って遅刻して到着。でも仲良し夫婦のケスター家。「全然OKよ。でも駅まで迎えに行ったのに、列車から降りてこなかったから心配してたのよ」と奥様のバルベルさんが笑顔で迎えてくれました。奥様から醸造場を一通り説明頂いた後に、当主のクラウスさんが畑から戻ってきてバトンタッチ。テイスティングのはじまりです。
「機械で出来るところは機械化を使い、人間しかできない作業は手作業でやる。そうすることでコストパフォーマンスのよい、気軽に普段飲みできるクオリティの高いワインを造ることが僕のモットーだよ」という言葉通り、1836円からラインナップするケスター・ヴォルフのワイン。おすすめです。
lingenfelder-weingut リンゲン・フェルダー
GERMANY
地方/ラインヘッセン
地区/グロースカールバッハ村
住所/Hauptstrasse 27 . 67229 Grosskarlbach · Germany
HP/https://lingenfelder.de/
商品について/http://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1444896996-647070&sf=1
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/5674803
元パーカー5つ星生産者のリンゲンさん。曰く「高級なワインばかり造っていたが、一般の人が普段の食事の遠きに気軽に飲めるワインを造りたかった」ということで、5つ星を返上?して1836円からのラインナップで販売されておられます。
畑は基本的にビオロジック。農薬の代わりに虫を寄せ付けない自然派フェロモンカプセルを使ったり、堆肥や草木を土に打ち込んだり、「ワイン造りは、8割が農作業だよ」とおっしゃってました。帰りは駅まで送ってくれて、「日本にはワビサビという言葉があるだろう。建築家のミースやライトは、日本に行ってそれを学んだ。『質素なものの美しさ』その感性がその後の作品に現れている。私もそうだ。自然のままに日本のワビサビのように、この地で採れる葡萄でワインを造り、この地を表現したいんだ」という言葉が、とても印象的だったリンゲンさんでした。
Hager Matthias ハギャル・マティアス
AUSTRIA
地方/ニーダー・エスタライヒ州
地区/モランド村
住所/Weinstraße 45, 3562 Mollands
HP/http://www.hagermatthias.at/
商品について/http://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1001423
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/4952919
厳しい審査を勝ち抜いて「オーストリアワイン大使」に認定されたプロフェッショナル達をして、「日本に輸入されるのをずっと待ち望んでいた」と口々に言わしめた「ハギャル・マティアス」の作品が、いよいよお目見えします。
カンプタール北部のモランヅ村にて、記録が残っているだけでも250年程前からぶどう栽培を続けているというハギャル家。1970年代から自社ビン詰めを開始して好評を得てきましたが、2006年にワイナリーを継承した6代目マティアスがビオディナミを導入したことで、さらに遥かなる高みに到達することになりました。
まず、奥様のドリスさんに蔵を案内してもらい、その後、当主ハギャルさんにお兄さんが経営するレストランでテイスティング。各畑の土壌の違いについて説明を受けました。飲み終わると「せっかくだからホイリゲに行こう!」と車で10分のホイリゲストリート(この季節に1週間だけ開催)で食事をごちそうになりました。優しい印象的なお二人でした。
FRITSCH フリッチ
AUSTRIA
地方/ニーダー・エスタライヒ州
地区/ヴァーグラム
住所/Schloßbergstraße 9; Oberstockstall, 3470 Kirchberg am Wagram
HP/http://www.fritsch.cc/
商品について/https://www.iidawine.com/asp/winary/winary2.asp?Wcd=10559901
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/4926435
フリッチの本拠地ヴァグラムは、ドナウ渓谷に位置し、急斜面が極めて果実香の豊かなワインを生み出します。この土地の強みはその土壌、レス(黄土)にあります。ここは中央ヨーロッパで一番広くレス(黄土)が吹き積もった土地で、石灰岩を多く含み、これがワインが持つ個性や表現に最大に反映されています。
ブドウの収穫は全て手摘みで行われ、除梗されずにそのまま前段階で重力のみ使用しプレスされます。 畑は2009年よりLACONという団体よりビオロジックの認証を受けています。実質上では2006年からビオディナミによる自然農法に拘り、交流のある14のワイナリーと知識を交換し、環境に対して厳しい基準を誇る「リスペクト」と言う協会を一緒に立ち上げました。
当主カールさん不在で、ベルナールさんが案内してくれました。「ビオディナミを試行錯誤しながら実践しているよ」と、蔵には調合剤である501番~505番のハーヴや種などが箱に入れられてました。テイスティングも興味深く、試験段階だが、とオレンジワインも試飲させてもらえました。
Peter & Paul ペーター&パウル
AUSTRIA
地方/ニーダー・エスタライヒ州
地区/クレムスタール
住所/Donauuferstraße 19, 3506 Krems-Hollenburg
HP/http://winzerhof-hoch.at/
商品について/http://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1001788
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/4913615
ホーク家は、クレムスタール南東部のホレンブルグ村にて1640年からぶどう栽培を営む名門で、1991年に12代目当主ハラルド・ホークが、2009年にその息子クリストフが継承し、以来、父子でワインを造っています。
2008年よりすべての自社畑でオーガニック栽培を開始。2015年、「BIOS」の認証を取得したのを機に、新ブランド「ペーター&パウル」の発売を開始しました。
当初メールでのやりとりで、「お昼も用意しとくから一緒に食べよう」とお邪魔したペーター&パウル。家族総出で迎えてくれて、長男のクリストフが畑仕事の重要性や畑に散布するハーヴの調合など詳しく説明してくれました。ランチは、お母さんアンドレアさんの手作りお料理。4種類の試飲を兼ねながら美味しく頂きました。ドイツ語はもちろん、英語もできないですけど、ワインがあれば愉しく愉快に国際交流できました(笑)。
Weingut Gruber Röschitz グリューバー
AUSTRIA
地方/ニーダー・エスタライヒ州
地区/ロ-シッツ
住所/Winzerstraße 46, 3743 Röschitz
HP/http://www.gruber-roeschitz.at/
商品について/https://www.iidawine.com/asp/winary/winary2.asp?Wcd=10559904
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/4892479
グリューバーは、ニーダーエスタライヒ州のワイン産地で国際的認知も高いヴァインフィアテル地区におけるパイオニア的存在で、ローシッツで1814年より農業を営み、1950年代に本格的にブドウ栽培とワイン醸造をスタートさせた家族経営のワイナリーです。
オーストリア最初の訪問蔵だったのでかなり緊張しましたが、広報担当の長女マリアさんが温かく出迎えてくれたこともあり、心地よく見学とテイスティングができました。後半は、醸造担当の長男エワルドさんが、畑まで連れて行ってくれて詳しく説明頂き、最後に素敵なレストランでランチまで御馳走になりました。感謝です。
SCHLOSS GOBELSBURG シュロス・ゴベルスブルク
AUSTRIA
地方/ニーダー・エスタライヒ州
地区/カンプタール
住所/Schloss Str. 16, 3550 Langenlois
HP/https://www.gobelsburg.at/
商品について/https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/828.html
訪問の詳細はこちら/https://www.kimurayasaketen.com/posts/4894749
12世紀つまり鎌倉時代よりワインを造り続けるカンプタールの代表蔵。
1171年以来カンプタールでワインを生産する、現存するオーストリア最古のワイナリーのひとつ。
ヴァインフィアテルを本拠地とするシトー派ツヴァッテル修道院の所有ですが、1994年以来ワイナリー、ブドウ畑、果樹園、穀物畑、家畜等全ての所有権を現オーナー、ミヒャエル・モースブルッガー氏が60年リースで借り受け、運営しています。
訪問時は、当主の奥様EVAさんの手料理を食べながらのテイスティングでした。オーストリアの伝統料理が美味しいのなんのって。。。EVAさん、おごちそうさまでした(謝)。
Domaine Anne Gros アンヌ・グロ
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/ヴォーヌ・ロマネ
住所/11 Rue des Communes, 21700 Vosne-Romanée
HP/http://www.anne-gros.com/
商品について/アンヌが南仏で造っているワインhttp://www.mottox.co.jp/search/detail.php?f=search&t=com&id=651713&source=top ブルゴーニュの説明はありません
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2124243
ブルゴーニュ屈指の女性醸造家。
幸運にも甥から紹介してもらい、2016年・2017年とアンヌのコテージに宿泊させてもらえました。場所は、ロマネコンティ、ラターシュ、リシュブールなど著名な畑が集中するヴォ-ヌロマネ村の中心にあります。
2016年訪問
2017年訪問
2018年訪問
AURELIEN VERDET オレリアン・ヴェルデ
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/アルスナン村
住所/Village, 21700 Arcenant
HP/なし
商品について/http://www.diony.com/diony/list/data/01DomaineAurelienVerdet.pdf
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/3869835
ニュイサンジョルジュ駅から歩いて2時間かかるので、ボーヌからハイヤーをチャーターして向かいました。待つこと20分、畑仕事からオレリアンが戻ってきて優しく出迎えてくれました。よいワインを作るには、とにかく畑に出ること。手入れを怠らないこと。信念を持つ若い醸造家は、味のある優しい味わいのブルゴーニュワインを造り上げます。ワインは生き物。飲むときもできれば晴れのほうが良いよ、と教えてくれたオレリアン。畑も見る?と言ってくれたのに、時間がなくて行けなかったので「次回はレンタカーで来るので、その時にまた見るよ」と伝えてホテルに帰りました。毎年訪問したくなる情熱ある生産者。それが訪問時に感じたオレリアンの印象です。
2018年訪問
BOLLINGER ボランジェ
FRANCE
地方/シャンパーニュ
地区/アイ村
住所/20 Boulevard Maréchal de Lattre, 51160 Ay
HP/https://www.champagne-bollinger.com
商品について/https://www.arcane.co.jp/wine/france/
訪問の詳細はこちら/http://kimuraya3.exblog.jp/25299610/
1829年設立の名門シャンパーニュ・メゾン。訪問では、倫理と品質を謳った「ボランジェ憲章」の内容をひとつひとつ教えて頂きながら、畑・カーヴ・テイスティングと2時間に渡って、ゆっくり丁寧にご対応いただきました。特に地下の迷路のようなカーヴの長さとストックの数は圧巻。ちょっと驚きました。RM系も名門系も分け隔てなく楽しみたくなりました。
BOUCHARD PERE & FILS ブシャール・ペールエフィス
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/ボーヌ
住所/15 Rue du Château, 21200 Beaune
HP/https://www.bouchard-pereetfils.com
商品について/http://www.fwines.co.jp/lineup/winery/fr_bourgogne13/
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2918692
説明を受けていた時「フランス革命より前に設立されたんですよ」と聞いて、のっけからびっくりしたブシャールの訪問。写真の通り地下カーヴのストックワインがものすごくって(ボランジェもそうだったけど)、大手には大手の強みや良さがあるんだなあ、と感心しきりでした。試飲は特級、一級、村名を計9本。特に1級が素晴らしかったです。
CHARLY NICOLE シャーリー・ニコル
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/シャブリ・フレ
住所/17 Rue des Pregirots, 89800 Fleys
HP/chablis-charlynicolle.com
商品について/http://www.raffinewine.com/pdf/france20170327.pdf
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/3725837
とてもボディのあるシャブリです。「ちょうど明日からマダガスカルにバカンスだから、ゆっくり案内できるわ」と、奥様のルーシーさんに蔵を隅々まで案内してもらい、テイスティングもたくさんさせていただきました。帰り際にご主人のシャーリーさんも畑仕事から戻ってこられて、ご挨拶ができました。よかった。ノーマルシャブリでもしっかり樽を使うここの酒質は、キンメリジャン特有のミネラル感を残しつつ、しっかりとした味わいに仕上がっていました。
CH. CHEVAL BLANC シャトー・シュヴァル・ブラン
FRANCE
地方/ボルドー
地区/サンテミリオン
格付け/第一特別級A
住所/1 Cheval Blanc, 33330 Saint-Émilion
HP/https://www.chateau-cheval-blanc.com/
訪問の詳細はこちら/http://kimuraya3.exblog.jp/25271779/
白い馬、です。サンテミリオン第一特別級A、です。最初に「酒屋です。見学させてください」とメールを送った時、まさか「お待ちしてます」と返信が来るとは思いもよらなかったです。ボルドーに住む友人に連れて行ってもらうと、畑から醸造所、カーヴ、テイスティング(セカンドでなくファースト)と2時間掛けてじっくり説明してくれました。ボルドーのトップシャトーのすごい所って、案外こう言った所なのかもしれません。
FATTORIA DI BASCIANO ファットリア・ディ・バッシャーノ
ITALIA
地方/トスカーナ
地区/キヤンティ ルフィーナ村
住所/Viale Duca della Vittoria, 159, 50068 Rufina F
HP/http://www.renzomasibasciano.it/
商品について/http://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/1585.html
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2039601
フィレンツエから国鉄で45分。駅から徒歩5分。楽チンな訪問だな、と思っていたらお互いの勘違いで2時間も門の前で待たされてしまった思い出深いワイナリー(笑)。奥様のアンナさんからクルマで畑に連れて行ってもらい見学した後、醸造所、カーヴ、そして豪華なゲストハウスでのテイスティング。高地トスカーナの優雅な時間でした。
FELSINA フェルシナ
ITALIA
地方/トスカーナ
地区/キヤンティ カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ村
住所/Viale Duca della Vittoria, 159, 50068 Rufina F
HP/https://www.felsina.it
商品について/http://www.terravert.co.jp/
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2956209
こちらは二度、お伺いしました。パーチナに見学に行った後、現地で出会ったアルフィエーロというおじさんに「俺が好きなワイナリーに行こうぜ」と強引に連れて行かれたのが一回目。その時にすごく美味しくて素敵な蔵だなあ、とよい心持ちになったので、その年の夏、正式にアポイントを入れて隅々まで見学させて頂きました。サンジョベーゼ100%を創業当初から貫いて、畑の周りにその5倍もの森を持ち生態系を維持するというワイン哲学を持つキヤンティの造り手でした。
Gilbert Picq et Ses Fils ジルベール・ピク・エ・セ・フィス
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/シャブリ・シシェ
住所/3 Route de Chablis, 89800 Chichée
HP/なし
商品について/http://www.inaba-wine.co.jp/producer/?id=1443772444-162761&sf=1
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/3689370
うちで一番売れているシャブリです。フランスの星付きレストランのワインリストにもオンリストされていて、地元の評価もかなり高い生産者です。どんな方が造っているか見てみたかったので、シャブリ地区の訪問が決まって真っ先にアポイントを取りました。現地に行ったらビックリ、甥っ子さんが日本留学経験があり日本語が話せる方でした。ですから通訳をしていただきながら、造りや畑のことをしっかり聞くことができました。ちなみに甥っ子シルヴァンさんは、「僕はシルヴァン。味噌汁の汁に、晩御飯の晩です!」とおっしゃってました(笑)。
CH.HAUT BRION シャトー・オー・ブリオン
FRANCE
地方/ボルドー
地区/ペサック・レオニャン
格付け/ボルドー第一級
住所/135 Avenue Jean Jaurès, • 33608 Pessac
HP/http://www.haut-brion.com
訪問の詳細はこちら/http://kimuraya3.exblog.jp/25226169/
かの有名なオーブリオンです。ここも直接メールして訪問のお願いをしたので、断られると思っていました。が、「いいですよ」との返事。興奮しました。日時指定だったので、恐らく専門家団体と一緒なら、とのことだろうと思って蔵にいったら、僕らだけのプライベート見学。シャトーの歴史映画から始まって、醸造所、カーヴ、そして試飲(ファースト&ラミッション)と至れり尽くせりで、一級シャトーの矜持を見ました。
Maison Lou Dumont ルー・デュモン
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/ジュブレ・シャンベルタン
住所/32 Rue Mal de Lattre de Tassigny, 21220 Gevrey-Chambertin
HP/http://www.loudumont.com/
商品について/http://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1000104
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2158736
日本人が一からブルゴーニュで立ち上げた初めてのドメーヌと思います(しかもレベルが高い)。フランスにおけるワイン事情や畑の手入れの重要性や造りのポイントなど、細かい所まで丁寧に教えて頂き(なんせ日本語ですから突っ込んだ話まで出来るワケで)、初訪問以来、欧州に行くと欠かさず訪問しています。帰り際に「携帯番号はコレです。何かトラブルがあったら遠慮なく電話くださいね。旅先で言葉が通じないほど心細いことはないですから」と、その優しい心がワインにも表現されている気がします。2009年からビオディナミ農法を一部に採用。異国の地で頑張ってる日本人は、やっぱり応援したいです。
2016年訪問
2017年訪問
2018年訪問
Domaine Pierre MOREY ドメーヌ・ピエール・モレ
FRANCE地方/ブルゴーニュ
地区/ムルソー
住所/13 Rue Pierre Mouchoux, 21190 Meursault
HP/http://www.morey-meursault.fr/
商品について/http://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m10113750/
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/3767004
90年代からムルソーでいち早くビオディナミを導入したピエール・モレ。白・赤ともに秀逸なワインを造り上げているこの蔵は、どうしても行きたかったドメーヌのひとつでした。訪問当日は、蔵のスグそばに着きながら表札がなかったために場所が分からず(電話しても片言のフランス語が通じず)蔵人にわざわざ迎えに来てもらうという失態。。。にも関わらず、当主の娘アンヌさんは笑顔で僕らを迎えてくれました。造りも味わいも(性格も)繊細なアンヌさん。村名、一級、特級、さらにバックヴィンテージまでいろいろ飲ませていただいて、モレの高いレベルを理解することができました。試飲の時に革新的な特許テクノロジーを使用してワインを酸化から防ぐCORAVIN コラヴァンを使っていたことも印象的でした。
Domaine Simon Bize ドメーヌ・シモン・ビーズ
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/サヴィニー・レ・ボーヌ
住所/12 Rue Chanoine Donin, 21420 Savigny-lès-Beaune
HP/http://www.domainebize.fr/
商品について/http://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m10102400/
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2926516
シモン・ビーズ。私たちを覚醒させ、酒屋としての今の方向性に導いてくれた蔵です。ビーズ・千砂さんとの出会いは偶然にして必然、ナンシーはそう言っています。千砂さんから聞いたご主人パトリック・ビーズさんの「僕はワインメーカーではない。ヴィニュロンなんだ」と言っていた言葉が忘れられません。「ヴィニュロン。それは畑に出て葡萄を育てる農夫であり、その葡萄を収穫して葡萄酒を造り上げる杜氏。それこそブルゴーニュにおける蔵人の本来の姿なの」。2017年は、収穫も体験させて頂く事が出来ました。僕らにとって、いつも「善き影響」を与えてくれるサヴィニーの蔵なんです。
2016年訪問
2017年・冬
2017年 夏 一級畑オー・ヴェルジュレス・ブラン収穫
2017年 夏 サヴィニ・レ・ボーヌ・ブラン収穫
2018年
Domaine Tollot Beaut et Fils SARL ドメーヌ・トロ・ボー
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/ショレ・レ・ボーヌ村
住所/Rue Alexandre Tollot, 21200 Chorey-les-Beaune
HP/なし
商品について/http://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m10120600/
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/3788910
フランスに通いだして気づいたこと。行く先々のレストランのワインリストに必ずと言ってよいほどオンリストされている蔵が、このトロ・ボ-でした。地元のソムリエさんに聞いてみると「ハイレベルな味わいの上、酒質も年々向上しているのに値上げをしない。お買い得感が高い稀有な蔵だよ」との答えが返ってきました。とっても優しく日本が大好きな当主ナタリーさん。バレルテイスティングからボトルテイスティングまで、2時間の訪問はあっという間でした。ワインの味わいも全体的に優しさを感じれる酒質です。現地に住む日本人の方から「あんなに優しいフランス人は珍しいのよ」と聞いたり、ビーズ千砂さんとも仲良しだったり、訪問の翌日マルシェでバッタリお会いしたり、もう御縁を感じずにはいれませんでした。ブルゴーニュに行くときは、また訪問させてもらうと思います。トロ・ボーから目が離せません。
Medici Ermete & Figli s.r.l メディチ・エルメーテ
ITALIA
地方/エミリア・ロマーニャ州
地区/レッジャーノ
住所/Via Isacco Newton, 13/a, 42124 Gaida, Reggio nell'Emilia RE
HP/https://www.medici.it
商品について/https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/119.html
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2001205
当店のカジュアルラインで、一番売れているワインがこの蔵のフラッグシップ「コンチェルト」です。評価誌ガンベロロッソで、9年連続最高評価を受賞している理由を含めて、気になって仕方なくイタリアに行ったらまず訪問しようと思っていた蔵でした。当主の妹さんアレッサンドラと日本語が喋れるフランチェスカさんに、ワイン醸造所、カーヴ、バルサミコ醸造所を見せて頂いた後、マンマの手作り家庭料理と9種類の試飲。3時間に渡るおもてなしを受けました。
Pacina パーチナ
ITALIA
地方/トスカーナ州
地区/キャンティ・クラシッコ
住所/Via Isacco Newton, 13/a, 42124 Gaida, Reggio nell'Emilia RE
HP/http://www.pacina.it/
商品について/http://vinaiota.com/producer/1041
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2056132
僕らの好きなキャンティの造り手、パーチナです。当主ステファーノとジョヴァンナの御夫婦、そして有能なヴェロニカとお会いしました。「とにかく自然のままに醸す」のモットーの通り、畑の手入れから造りまで情熱を持ってワインを造られておられました。二回目の訪問では、コテージに泊めてもらい、収穫も見る事が出来ました。とってもとってもおいしい蔵ですよお。
2017年 冬 初訪問
2017年 夏 収穫見学とコテージ宿泊
CH.PAPE-CLEMENT シャトー・パプ・クレマン
FRANCE
地方/ボルドー
地区/グラーヴ
住所/216 Avenue Dr Nancel Penard, 33600 Pessac
HP/http://www.bernard-magrez.com/en/wines/chateau-pape-clement
訪問の詳細はこちら/http://kimuraya3.exblog.jp/25287211/
ボルドーで最も古い歴史を持つシャトーだそうです。ベルナール・マグレさんがオーナーになってPP100点獲得するなど酒質の向上が目覚ましく注目されているシャトーです。シャトーは広大な敷地にホテルまで完備。「今度来るときは是非泊まってください」と、案内してくれたオーギュスタンさん。とってもいい人で、6本も試飲させてくれた上に「今からみんなで食事に行くの?だったらコレ持ち帰って飲んで」と3本もお土産に。実はカイトサーファーだったことで、波乗り話で盛り上がりました。また行きたい蔵です。
Pattes Loup パット・ルー
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/シャブリ・クルジ村
住所/2 Grande Rue Nicolas Droin, 89800 Courgis
HP/http://www.pattes-loup.com/
商品について/http://unison-wine.com/vignerons/pattesloup/
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/3716417
自然派です。初日に訪問したピクさんのから「シャブリのヴァンナチュールは珍しい。全体の1%未満だろう」と聞きました。世界的にも大変評価の高いシャブリの生産者です。当日は、トマさんが急用が入ってヴァレリーさんに案内してもらいました。訪問前日に二人とも熱発で鼻が詰まり、テイスティングがうまくいかなかったことが悔やまれます。。。ところで、商社ディオニーさんの銘柄は「ピコ・ラス」、商社野村ユニソンさんの銘柄は「パット・ルー」。現地のレストランでオンリストされている銘柄は「パット・ルー」なので、パット・ルーと表記しました。
PODERE LA CAPPELLA ポデーレ・ラ・カッペッラ
ITALIA
地方/トスカーナ
地区/サンドナート村
住所/Strada Cerbaia, 10/A - 50020 San Donato In Poggio
HP/http://www.poderelacappella.it/
商品について/http://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/112.html
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2028842
行くのが大変でした。フィレンツエからローカルバスでタヴァルネッレ村へ。そのあと一日4本のローカルバスに乗り換えてサンドナート村へ。さらに歩いて蔵まで45分。しかし、そこは風光明美なトスカーナの風景が待ってくれてました。ブルーノさんと娘さんのナターシャさんが案内してくれました。「手入れ。畑の手入れでワインは決まるわ」とおっしゃったのが印象的でした。
VINCENT BOUZEREAU ヴァンサン・ブーズロー
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/ムルソー村
住所/25 Rue de Mazeray, 21190 Meursault
HP/
商品について/http://ficwine.com/brand/domainevincentbouzereau.html
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2932093
2017年ヴァンサンジラルダンを見学した帰りに、ムルソー駅でお会いして「うちにもおいでよ!」と言われ、その年の夏に訪問しました。蔵でお会いすると「実直」という言葉がすぐに思い浮かぶ造り手さんでした。「ワインで一番重要なのは、『酸』、『酸』なんだよ。だから毎日畑に出るんだ」とおっしゃってました。とても仲の良いご家族でした。
VINCENT GIRARDIN ヴァンサン・ジラルダン
FRANCE
地方/ブルゴーニュ
地区/ムルソー村
住所/Z.A. les Champs Lins, 21190 Meursaul
HP/http://m.vincentgirardin.com/en/
商品について/http://www.inaba-wine.co.jp/producer/?sf=1&id=1443772674-975069
訪問の詳細はこちら/http://www.kimurayasaketen.com/posts/2106055
ヴァンサンジラルダンは、『畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に。しかし、設備はモダンに』との哲学通り、醸造所はとても清潔で、かつ機能的に運営されていました。驚いたのは、中堅の規模なのに徹底したヴィオディナミが実践されていた事です。月のカレンダーによって瓶詰めや澱引きなどを行っており、「自然のまま」を追求されていました。また、「葡萄本来の味わいを表現したいので樽の使用率を下げている」と、おっしゃってました。