Grongnet グロンニェ

当主の

セシルさん

コート・デ・ブランの南

コート・ド・セザンヌ地区に

蔵はありました

約束の時間ピッタリに

セシルさん自らお出迎え頂く

手前が蔵で

向こうがお住まい

おはな綺麗

まず

建物に入ると

お祖父様とお父様の時代に

使っていた醸造器具

垂直プレスの方が

力加減がうまく調整できる

とのことですが

今は

最新式のブーハー型(バルーンプレス)を

使ってるそうです

これは

瓶詰め器

樽の近くに持って行って

その場で詰められるのよ

おー

便利ですねー

これが

ブーハー型プレス器

この中に

白葡萄を入れて

中の風船が膨らんで

搾っていき

下からジュース(「ムー」というらしい)

が出てくるそうです

搾ったジュースは

このステンレスタンクに

移して

14日間発酵するそう

看板商品

Carpe Diemカルプ・ディエム

樽発酵だそう

コレは確かシャンパーニュに認められている葡萄を

6種類使ってるんですよね?

そうよ 言えるかしら?

シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエ

アルバンヌに

ピノグリに

えーっとピノブラン、、、、、

あと一個は、、、

分かりません・・・

正解は

プティメリエ

あーそうだった

この樽には

7種類ぜんぶ使って醸造した

ニューバージョンが入ってるのよ

とのことでした

奥の

ホーロータンクは

あまり使わなくなって

温度調整できるステンレスタンクと

2000リットル樽

3300リットル樽を

使ってるそうです

ビオ

はじめました

とのこと

さて

畑です

(ボルボXC40 とっても良いクルマでした)

畑は

14ヘクタール

リュット・レゾネ栽培で

化学肥料は一切使用しないそうです

ここは

シャルドネの区画で

積み残しの葡萄を

味見

とっても甘~い

でも酸味がキチンとあるので

甘ったるくない

ナンシー談

ここも

緩やかな丘陵地

こうやって霧が出るという事は

寒暖の差があるということ

平均気温は何度ですか? 

年間平均気温10度くらいかしら 冷涼な土地よ

でもシャンパーニュの中では南に位置しているから比較的温暖な地域とも言えるわね

この寒さが不可欠な高い酸のあるブドウを作ってくれるのよ

土壌は?

ここはちょうどコート・ド・ブラン地区とコート・ド・セザンヌ地区の境界の所だから

土壌は白亜紀後期の白亜質と粘土質の混成土壌ね

チョークとクレイなんですね

ブドウ品種の割合は?

やはりシャルドネが多いわ 6割くらいかしら

ピノノワール、ピノムニエが3割で、その他が1割ね

輸出の割合は?

半分はフランス国内よ

北欧、欧州、アメリカ、日本で半分ってとこかしら

蔵へ

戻って

テイスティング

開始

今日は

ヴィンテージ違いの

スペシャルクルブ

スペシャルクルブ

ボク、大好物で

昨年8本も開けたんですよ

(だから訪問してみたかったのです)

あらまあ

そんなに開けてくれて

ありがとう

この

スペシャルクルブ

¥11000

振興団体「Club Trésors de Champagne」に加盟する28の個人生産者が、良年に限って仕込む「ミレジム」を、共通のボトル(昔のシャンパーニュのボトル形状に着想を得た独自の重厚ボトル)および共通のラベルデザインによって展開する特別プロジェクトです。

厳しい選考から選抜された

28の優良生産者

セシルさん

これは確か

ピノ・ノワールとシャルドネ

半分半分ですよね

そう

ピノ・ノワール60%は、ステンレスタンクで醸造

シャルドネ40%は、大樽(33hl)で醸造したものよ


マロラクティック発酵は

してないわ

なのにまろやかさがちゃんとある

ドザージュは?

6g/lよ

酸味とのバランス良し

現在

木村屋酒店のストックは

2014年ですが

この日は

2015年と2009年

を比較テイスティング

2015年はもちろん素晴らしい味わいですが

2009年は「泡が溶け込む」という表現が

ぴったりの穏やかで落ち着いた味わいですね!

これは

昔の

Carpe Diemカルプ・ディエム

紐で縛ってたのよ

これに戻そうかしら

と考えたり

農耕馬を使って

畑を耕してみたり

「原点回帰」

ということを

近頃よく考えるわ

あなた

クイクイいくわねえ

まあ飲んで

(美味しすぎて5杯も飲んでしまった 笑)

このあたりから

何を喋ったか

記憶がおぼろげでしたが

セシルさんとの会話は

時々笑いアリの有意義な楽しい

1時間だったので

とってもよいテイスティング

でした(と思う)

途中から

ドイツの商社さんも合流


日本から?

よくグロンニエさんのシャンパンを見つけましたな!

流石です!

ここは知る人ぞ知るシャンパンですぞ!

力説されておられました

左から

スペシャルクルブ ¥11000

ブリュット (日本未入荷)

ブランドブラン ¥6600

ブランドノワール ¥6600

ロゼ ¥7700

カルプディエム ¥7810

木村屋セラーにあります

上から

ランス

マルヌ川

エペルネ

指の所が

エトージュ村

お父様の時代の

ボトル

セシルさん

本当に優しい方でした


為になるお話を沢山いただき

楽しい時間を

スペシャルクルブをいっぱい

ありがとうございました

木村屋酒店|熊本市新町にある酒屋

熊本市中央区新町2-12-31 | TEL 096-352-0835 | 営業時間 AM10:00 ~ PM7:00 | 定休日 水曜日・木曜日