Vavasour
ヴァヴァサワー
ワインメーカーのステュさん
アシスタントのトムさん
公共交通機関が
無いので
レンタカー
ニュージーランドの南島
ブレナムという町から
車で30分
阿蘇のような丘陵地を
走ると
ワイナリー
到着
雄鶏は
ヴァヴァサワー家の
家紋
ヴァヴァサワー家の歴史は古く
イギリスからニュージーランドに移住し
1890年にアワテレ・ヴァレーに居を構えたそうです
ワイナリー創設者は
ピーター・ヴァヴァサワー
アワテレ・ヴァレーを
ニュージーランドワインの新開地として
いち早く目をつけ
1985年に
アワテレ・ヴァレーで最初のブドウ樹を植樹し
現在に受け継がれています
ファーストヴィンテージは
1989年
ワインは次々と高い評価を獲得
ヴァヴァサワーは、アワテレ・ヴァレーを
優れたワイン産地として
公式に地図に掲載されるまでにした立役者だそう
ステュアートさんとトムさん
お出迎え
今回は
なんと日本人の方が
(姉妹ワイナリーで働いているユウコさん)
まず
畑を見せて頂きました
所有する畑は
85ha
昼夜の気温差が大きく
土壌は、痩せた土地に石や小石を含み
粘土およびローム層と
混じり合っています
通訳がいらっしゃると
正確でテクニカルなことが
たくさん聞けるので
大変助かります
アワテア渓谷は
石が多くて乾燥していて涼しく風が強い
下流にある主要畑は
日中の気温の変動が広いことで有名
土壌は粘土とロームに石や小石が混ざり
非常に乾燥した土地
河川と山脈に囲まれた
葡萄畑は
南極!から
涼しい風をもたらし
谷や畑を冷やしてくれるそうです
1986年に植栽
古木が多いため根が深く掘り下げ
風味、強さ、ミネラルを構築できるそう
醸造場
ソービニョンブランは「鮮度が命」
風味を最適に保つために涼しい夜に収穫され
すぐにステンレス スチールのタンクに圧搾
果汁は 48 時間冷蔵され
丁寧に澱引き
新鮮で強い芳香と
果実の純粋さを保つために
低温にて発酵
シャルドネは
自社畑から手摘みで収穫
全房圧搾後
自社畑固有の天然酵母と厳選酵母を組み合わせて
ミネラルの複雑さを保ちながら
滑らかな酸味を加えるために
マロラクティック発酵
その後
10か月間オーク樽で熟成
翌年の夏にブレンドされ瓶詰め
ピノノワールは
完熟した状態で手摘みで収穫
果実は茎から丁寧に取り除かれステンレスタンクへ
一部の厳選された果実の区画は
全房のまま直接タンクに入れ果実は冷やされて冷蔵
果汁は土着の酵母菌で発酵され果実の濃厚さを高めて
発酵後にフランス産の樽に移しブレンドされ瓶詰め
テイスティングルームにて
さらに詳しく聞く
面白かったのは
スターターで使う天然酵母
手摘みで収穫された葡萄を
手で圧搾して
バケツに入れて畑に置いて
天然酵母を取り込み
数日たって発酵が始まったら
スターター培養物を大きなタンクへどばーっ移して発酵
バケツを畑に?
ジョークと思って聞いていたら
なにやら儀式のようなものらしく
昔からやっている手法だそうです
ここのソービニョンブランは
テクスチャー(舌触り)が
スムースで
香りも穏やか
日本人が
普段の晩御飯(和食系)に
ぴったりと思います
低価格帯のワインだと
バランスを崩して
香りが妙にフローラルだったり
酸味が尖った味わいに
なる事ことがありますが
ここはベースラインも
キチンと造っている印象を持ちました
なんといいますか
ニュージーランドの方々は
ほんとに丁寧で優しくて
こんな感じで
テイスティング中も
ゆったりとした時間が流れていて
緊張することなく
(ブルゴーニュでは結構緊張するのだ)
最後に
北島の姉妹ワイナリーのピノノワールも
味見させてもらいましたが
ここもステュさんのアドバイスや意見交換しながら
造っているそうです
結構
えーちくろいな
ナンシー
最後の〆に
トムさんが
エスプレッソとカプチーノを
淹れてくれました
本格的な
エスプレッソマシン
ニュージーランド人は
「コーヒーが無いと生きていけないんだよ!」
だそうです
ステュさんの
家で飼っているヤギが
子供を産んだそう
可愛いですねー
なんとヤギのミルクも
搾って飲んでるとか
今回のお土産
歌舞伎てのごい他
お菓子をたくさん沢山持っていきました
僕らは
オリジナルキャップを
もらった(嬉)
ユウコさん
通訳
ありがとうございました
ステュさん&トムさん
3時間も
時間を作ってくれて
ほんとうにありがとうございました~
帰りの道
間違える
山道を
どんどん進んで
引き返せなくなり
山奥へ
進んで行ってしまった
四駆で
よかったー
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