BRUNO GIACOSA
「バローロのロマネ・コンティ」
と称される
著名なワイナリー
トリノから
列車に乗って
1時間のアルバ村
(この日は列車事故の為タクシーで行った)
そこから
路線バス20分で
到着
現当主ブルーナさん
御担当パオラさん
そして
跡継ぎの息子さん
ご挨拶の時
「わお、着物!すごいわね」
と
質問攻めにあう
ナンシー
(女性は気になるものなのですね)
緑が多い
環境にも配慮している
SDGsワイナリー
ピエモンテ州のランゲ地区で創業
初代は元々とブドウ農家でワイン造りを始めて
2代目から元詰め量り売り
3代目のブルーノ・ジャコーザが
摘果や選果
温度管理した発酵など
高品質なワインをリリースしたのが
1961年
昔からの信頼できる葡萄農家さんも多く
自社葡萄と買い葡萄の割合は
50:50くらいだそう
昔は
セメントタンクで
発酵していたそうですが
現在は
温度管理ができる
ステンレスタンクに刷新
醸しの期間も
短くなってきているそうです
(抽出を軽くするため)
熟成も
昔ながらの
スロベニアオーク一辺倒から
オーストリアやフランス樽も
使うようになったし
使用期間も100年使うのではなく
樽の状態によって
10~25年で交換している
とのこと
熟成は
昔ながらの
11000リットルの大樽で
熟成させることもあれば
(熟成は20℃で、36か月)
フラッグシップの
バローロ レ・ロッケ・デル・ファッレット・ディ・セッラルンガ・ダルバは
小樽で熟成するそうです
こちらは
2700リットルの大樽
バルバレスコ ラバヤ
大樽でも
大きさが違うことが分かります
小樽だと短い期間に
大樽だとゆっくり熟成させ
樽を使い分ける事によって
自分たちの目指す味わいを引き出せるそうです
テイスティング
グラスは
全てザルト
ガス入りミネラルウォータ-
を頂いて
白ワインから
スタート
Roero Arneis ロエロ アルネイス ¥7260
アルネイス 100%
醸造 ステンレスタンク25日間 その後約2か月間澱とともに週に2回程度やや流動攪拌
熟成 ステンレスタンク4カ月
行く前に
日本で飲んだボトルとは
違うニュアンスだったので
そのことを伝える絵
Nebbiolo d'Alba ネッビオーロ・ダルバ ¥9570
ネッビオーロ 100%
醗酵 ステンレスタンク約18ー20日間、27ー28℃でマセラシオン醗酵/その後MLF
熟成 オーク樽(110HL)11カ月/ステンレスタンク2カ月(清澄)
これは
日本で飲んだ時と印象が同じで
フランボワーズや紅茶のような香りで
柔らかさがあるナンシーの好みの味わい
僕らが
シャンパーニュが
好きなことを伝えると
非売品の
スプマンテを
開けてくれた
2019年ヴィンテージ
よく熟していて
クリーミーさが印象的な
上質なスプマンテに仕上がっていました
いよいよ
本丸へ
Barbaresco Rabaja バルバレスコ ラバヤ ¥56100
醗酵 ステンレスタンクにてマセラシオン醗酵 約15日間/最高温度は28℃まで
熟成 オーク樽熟成 20カ月(スラヴォニア産、27HL)/瓶熟成 12カ月以上
自社畑0.55haのラバヤ畑から
造られる貴重な
バルバレスコ
透明感と複雑さを持ち
フレッシュさとともに完璧にバランスの取れたタンニン
酸がどこまでも続きます
あまりにフレッシュなので
醸造中の攪拌は
どれくらいの頻度でするのか
質問すると
昔はしっかりしていたけれど
できるだけ自然な抽出をしたいので
1日1回軽くする程度になったね
と
おっしゃってました
「自然な抽出」
世界的な傾向のようです
Barolo Falletto バローロ ファッレット ¥60500
醗酵 ステンレスタンク/18ー20日間のマセラシオン
熟成 オーク樽熟成 36カ月(55HL)/瓶熟成 12カ月以上
イチゴやチェリー、バラやスミレ、甘草のアロマ
上品なアプローチで、香りの緻密さや奥ゆかしさがあります
口当たりは全体ととおして柔らかく、長い余韻へと繋がります
最後に
(飲めるとは思わなかった)
Barolo Falletto Vigna Le Rocche Riserva
バローロ ファレット ヴィーニャ レ・ロッケ リゼルヴァ ¥166100
果実由来の甘味だけでなく
ミントなどのハーブ、スパイスなどの要素が複雑に絡み合う
滑らかな舌触り
極めて綺麗な果実味の奥に、実に複雑な味の要素が現れる
偉大な1本に
少々感激
ベーシックラインは
近日入荷しますので
ぜひ試されてみてください
ブルーナさん
パオラさん
長時間ほんとうに有難うございましたっ
路線バスは
4時間後なので
ハイヤーを呼んで頂く
アルバ方面へ
(ジャグワXJ乗り心地良し)
眺めの良い
ワインディングです
アルバ駅
到着
着物だと
当たり前ですが
妙に目立ちます
お巡りさんも
「いいね!」げな
駅前に
ジェラート屋さん
発見
老若男女
大人気のようで
食べてみました
ナンシー
大喜び
若い子も
小さい子も
お年寄りも
イタリア人は
甘いもの大好きとは
本当のようです
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