ゴベルスブルグ町のシュロスゴベルスブルグ

訪問

2軒目

を詳しく

萬緑「外伝」

よく売れてます

岐阜から

大地のおやつ

入荷しました

自然食オーサワさん

入荷しました

折り目がつかないように

持って帰ってきた

シーレのポスターに

入れ替えました

宿から

タクシーで

蔵へ向かいます

奥様のエヴァさんから

開口一番

「残念なことに、今日は事故があってセラーをお見せ出来ないの」

「なにかあったんですか?」

「隣の工事現場からの振動で、、、熟成中の樽がすべて割れてしまったの」

その数、なんとボトル5000本分・・・


創業は、1171年!

(いい国作ろう鎌倉幕府のチョイ後ですな)

修道院でワイン造りをやっていた蔵を

60年リースで借り受け

1990年から作り始めたそうです

大事故で

一大事な時なのに

「さあ、テイスティングをはじめましょう」

資料を見ながら

丁寧に教えていただきました

まずは

グリューナーフェルトリーナーの

リージョナル格と村名格

オーストリアは

東西に長い国土で

ワインの生産地は

東地区のみ

その中でも

ニーダーエスタライヒ州では

エヴァさんのご主人の

(つまり当主)

ミハエルさんが

チェアマンとなり

国のバックアップを受けながら

格付けの法整備を

1992年から開始

今後

フランスのワイン法のように

特級、一級、村名格、リージョナル

を整備し

国内外にアピールしてゆくそうです

そのためには

各地区や

各畑の

地質や気候条件のデータを分析しながら

特級、1級に値する畑なのか

を協議していかねばならない

とのことでした

スーパー美味しかった

1級ハイリゲンシュタインと

ツオービィング


「法整備って、何年くらいで出来るんですか?」

「そうね、1級格があと10年くらいで、

 特級は、さらに15年、、、2040年くらいかしら」

「私は、もうおばあちゃんになってるわね」

法整備に50年

気の遠くなる話でありますが

後世のために情熱を注ぐ姿勢が素晴らしいですね


ツヴァイゲルト

オーストリアの生産量は

白7割、赤3割だそう

一通り終わって

お食事

オーストリア伝統料理を

エヴァさんが

作ってくれました

乾杯は

はじめて飲む「泡」

泡立ち、香、味わい、余韻は

シャンパーニュの

銘醸クラス

ゆったりとした

時間が流れる中

お食事を

いただきました

グリースノッケルスッぺ Grießnockerlsuppe

粗挽き小麦粉のダンゴ入りコンソメスープ

ターフェルシュピッツ Tafelspitz

格調高いウィーン料理。スパイス、レモンの皮な どで味つけしゆでた牛肉


おいしそうでしょ

とっても美味しかったんですよお

感謝

貴重なリースリングのバックヴィンテージ

色合いで

美味しさが想像できるくらい

ここまでしていただき

大変恐縮ながらも

大満足で

おごちそうさまでしたっ

のお食事会でした

そしたら

〆に

デザートワイン

アウスレーゼ

トロッケンベーレンアウスレーゼ

アイスワイン

極甘口も

レベルが高くて

驚く

たくさんのワイン

のテイスティング

たいへん勉強になりました

帰りは

「もちろん送って行きますわよ」

エヴァさんが

トヨタ・プラドで

宿まで

送って頂く(謝)

(入口のライオン像も、すごいス)

左手の丘が

すげ美味しかった

1級ハイリゲンシュタインの畑

何から何まで

お世話になりましたっ

(プラドは、ディーゼルであった)

そしたら

エヴァさんとは

これでお別れではなかったのだ、、、

続く


木村屋酒店|熊本市新町にある酒屋

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