人気な発泡ワイン
京都から
てぐみ ¥1980
てぐみ 甲州 ¥2200
お取り寄せ
ポールジロー ビュー ランシオ ¥110000
これまで私、田中克彦は世界各地のワイン庫やウイスキーの熟成庫を数えきれないほど訪れてきました。しかし、その中で心を奪われた場所を一つ挙げるなら──迷わずポールジローのセラーです。そのセラーは、まるで時の流れがゆっくりと溶け込んだ聖域。地下をさらさらと水が流れ、夏でもひんやりとした空気が肌を包み込みます。石壁に染み込んだ湿度は樽の呼吸を優しく支え、グラン・シャンパーニュのコニャックが長い年月をかけて花開くための理想的な環境をつくり出しています。並ぶ樽の中には、さまざまな年代のコニャックが静かに眠っています。15年以上の樽には、スミレを思わせる可憐な香りや、果実味あふれる味わいなど、樽ごとに異なる個性が息づいています。一方、30年を超えた樽では、香りはさらに深まり、複雑なスパイス香へと変化し、同じ原酒でも年月を経るごとにまったく異なる表情を見せます。そして極め付きが、戦中戦後に仕込まれた古樽。ポールジローは、どの棚にどの樽が眠っているかを完全に把握しています。テイスティングの最中、彼がにやりと笑いながら声をかけました。「Hey, Mr. Tanaka──ちょっと来て、この樽を味わってみて!」案内されたのは、1940年代のヴィンテージ。ポールジロー氏は両手でグラスを持ち、鼻に近づけながら静かに言いました。「Mr. Tanaka、これがランシオだ。忘れないでくれ」私もグラスを傾けました。今まで出会ったことのない、複雑で妖艶な香味が立ち昇ります。良質なオイルの滑らかさ、胡桃やドライフルーツの甘やかなニュアンス、ほのかな木の香り、そして上質なシガーやスパイスの気配──それらが幾重にも折り重なり、ひとつの調和を奏でていました。コニャックのランシオは、長期熟成が生み出す極めて稀少な賜物です。その原酒に、1950年代の古酒をブレンドし、この香味を極限まで引き出したのが“Vieux Rancio”です。コロナ後、ポールジロー氏から「古酒の在庫に限りがあるため、これからは古い原酒は出せない」との連絡を受けました。おそらく、これが最後の“Vieux Rancio”。ポールジロー氏の真骨頂とも言える「円熟の証」、今こそ皆様に手に取っていただきたい一本です。
ベンリアック 1998 25年 シェリー / ハンターレイン オールド&レア ¥108350
ハンターレイン社の知る人ぞ知る最高峰ラインアップ「オールド&レア」は、その名の通り、長熟品や稀少な原酒をそのままカスクで瓶詰め、年間でも数アイテムあるかないかで、一切妥協なしに厳選された極上モルトのみが選ばれます。今回のオールド&レアは人気蒸留所でもある「ベンリアック」と「インチガワー」の長期熟成ボトルで、どちらもシェリー樽との相性が非常に良いことで定評のあるところですが、画像をみていただければわかるとおり、しっかりと樽の影響を受けていそうな実に良い色合いをしています。
スカラバス 10年 アイラ シングルモルト スコッチウイスキー / ハンターレイン
¥8690
ハンターレイン社の人気ブランド「スカラバス」。蒸留所名は非公開ですが、良質なアイラシングルモルトが、リーズナブルレンジで入手できると、発売以来大変ご好評をいただいております。先代からアイラの地に縁があり、特にアイラモルトの評価が高いHL社より、2019年に満を持してリリースされた力作のアイラモルト「スカラバス」。大変貴重な30年熟成品も限定リリースと、今注目のアイテムです。
シャドウィー ロット#24-008 ¥5390
樽熟成にフォーカスしたユニークな『新カテゴリーのお酒』です。中身は穀物を由来とするニュートラルスピリッツを、シングルモルトの空き樽で熟成させたもの。製法自体はウイスキーに似ていますが、ベースの原酒が非常にクリアな味わいであるからこそ、樽熟成によってもたらされる味わいがより強く、より深く、際立っています。今回の「LOT#24-008」は待望のアイラモルト・カリラが入っていたホグスヘッドで熟成されております。ラベルにはカリラの表示はありませんが、裏ラベル右下のQRコードから読み込んでいただくことで、熟成されていた樽の詳細をご覧いただけます。
サバンナ ラム アート オブ ラム レピー 2019 ¥31790
サバンナ蒸留所は、インド洋西部・マダガスカル島の北東にあるフランスの海外県・レユニオン島に位置する歴史ある蒸留所です。今回、サバンナのマスターブレンダーのブレンディング技術とレユニオン島出身のアーティストのクリエイティビティが融合した、「アート オブ ラム」シリーズから新作が入荷しましたので、ご案内いたします。今作は、2019年に蒸留されたアグリコール原酒とグランアローム原酒をブレンドして樽詰めし、蒸留所の中で湿度の高い熟成庫として知られる4番のセラーで3年間熟成したアイテム。サバンナが創り出す革新的なラムと、レユニオン島出身で、グラフィティ、イラスト、レタリングを得意とし、フランス本土でも活躍するアーティストであるRepy(レピー)氏がデザインしたパッケージの芸術的な世界観が出会うことにより、他にはない大胆さが体現されています。
リンクウッド 2009 14年 59.4% / キングスバリー ゴールド ¥20790
本日は、キングスバリー社の通称ゴールドと呼ばれる「カスクストレングス」シリーズより2種をご紹介いたします。古くからスペイサイドの銘酒として知られる王道の「リンクウッド」、このボトルはバレル熟成で最近のリリースの中でも特に甘さとフルーツ感が見事に調和した逸品。
メインバライル 1999 24年 / キングスバリー ゴールド ¥23760
そして、エドリントン系人気蒸留所モルトを原酒としたブレンデッド「メインバライル」、この90年代はもうこの先出てこないであろうと思われ、古酒シェリーの熟成感が素晴らしく、誰が飲んでも美味しいと思っていただけるような貴重なウイスキー。どちらもキングスバリー社が得意とする代表銘柄で、これぞキングスバリーというらしさ全開となっております。
ニューグローブ ボープラン ¥5940
インド洋の楽園モーリシャス島のラム生産者であるグレイズ蒸留所。同蒸留所は、サトウキビ栽培からモラセス製造まで全ての行程を可視化できる「フルトレーサビリティ」を実現している世界的にも稀少な蒸留所のひとつであり、その徹底的な品質管理の下で生産されるラムはどれもが確かな品質を誇ります。今回、そんなグレイズ蒸留所より主力ブランド「ニューグローブ」の新作が2種入荷いたしました。
ニューグローブ ビオ ブラン ¥5390
今日も水泳
60分 2050m
テイスティング
Gruss
グリュス
Riesling Vieilles Vignes
リースリング ヴィエイユ・ヴィーニュ
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