奄美大島かりんとう
黒糖&おから
¥290
出勤前サーフ
金ヶ浜チェック
ボヨボヨ
バラバラ
お倉ヶ浜
セット胸
秋の装いで
入水
風入るも
1本ロングライドあり
鉄塔前
地形きまってましたー
40点
テイスティング
Dom. Barraud
ドメーヌ・バロー
Saint Véran Arpège
サン・ヴェラン アルページュ
100文字小説 北野勇作さん
娘とプールに行った帰り道、巨大な天使が更地に落ちていた。家に着くなり妻に娘を渡し、カメラを掴んでまた自転車に飛び乗った。どうしたの、と叫ぶ妻に、天使っとだけ答えて自転車を漕ぎながら見上げる空は、赤。
竜馬がゆく 司馬遼太郎
重太郎は、流行の水戸的な攘夷思想にかぶれている。それがおなじく流行の国学者の 攘夷思想と入りまじって、きわめて宗教臭のつよいものだ。 この神国思想は、明治になってからもなお脈々と生きつづけて熊本で神風連の騒ぎをおこし、国定国史教科書の史観となり、昭和右翼や、陸軍正規将校の精神的支柱となり、 おびただしい盲信者を生んだ。 たしかにこの宗教的攘夷論は幕末を動かしたエネルギーではあったが、しかし、ここに奇妙なことがある。 攘夷論者のなかには、そういう宗教色をもたない一群があった。長州の桂小五郎軍の大久保一蔵 (利通)、西郷吉之助、そして坂本竜馬である。 宗教的攘夷論者は、桜田門外で井伊大老を殺すなど、維新のエネルギ新政権はついにかれらの手ににぎることはできなかった。
余談から余談につづくが、大東亜戦争は世界史最大の怪事件であろう。常識で考えても敗北とわかっているこの戦さを、なぜ陸軍軍閥はおこしたか。それは、未開、盲信、 臭のつよいこの宗教的攘夷思想が、維新の指導的志士にはねのけられたため、昭和になって無智な軍人の頭脳のなかで息をふきかえし、それがおどろくべきことに「革命思想」の皮をかぶって軍部をうごかし、ついに数百万の国民を死に追いやった。 昭和の政治史は、幕末史よりもはるかに愚劣で、蒙昧であったといえる。
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