ポルトガル訪問記 その7 RAMOS PINTO
訪問5軒目
ラモス・ピント
設立は
1880年
ポートワインの
礎を築いた名門
統治していた
カルロス国王の
王室御用達
大変歴史ある
ポートワインの生産者
畑は
360haも所有
(ブルゴーニュだと小規模生産者で5haくらい)
すべて自社畑の葡萄を
手摘みで収穫
上級クラスは
伝統的なラガールという槽の中で
葡萄を「足踏み破砕」しているそうです
1990年
ルイ・ロデレール社が
オーナーとなり
品質を高めているとのこと
ラインアップは
気軽に飲める
コレクトールシリーズと
ヴィンテージポート
シリーズ
テイスティングルームで
6種類を
試飲させてもらいました
最初に
飲み方の説明
白の
3種類からスタート
熟成期間による
色合いの違いが分かります
まず
色合いをみて
味わいを想像してみてください
次に
ポートワインは
香りが重要です
スワリングをして
花の香り、ハチミツの香り、ハーヴの香りを
感じてください
ホワイトポートは
フレッシュ&ナッツ&フルーティ
ラクリマホワイトポートは
蜂蜜&オレンジ&カモミール&フローラル
ホワイトリゼルバは
エレガント&スパイス&トロピカル
続いて
赤の3種類
赤は
グラスを
倒して
液体の縁
エッジの部分の
色合いを比較し
味わいを想像します
もちろん
赤も
香りが重要です
1口
飲んだ後は
チョコレートを
合わせて
マリアージュを楽しみます
さまざまな収穫年のワインを
樽熟成後にブレンド
小樽を使って長期熟成させるので
樽と酸化のニュアンスを感じました
10年古酒 オレンジ&プラム&豊かな果実味&若干の酸味&フレッシュ
20年古酒 アプリコット&ヘーゼルナッツ&キャラメル&余韻
30年古酒 ドライフルーツ&シナモン&リコリス&複雑味&長い余韻
ぺろり完飲
ポートワインは
酒精強化ワインなので
抜栓しても
何日も風味を保てます
毎日
食後に
ナイトキャップに
チビチビという楽しみ方がお勧めだよ
とおっしゃってました
ポルトガルの宝
ポートワインの魅力が
4軒訪問して
少し解った気がします
木村屋のラインナップに加えますねー
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